ひまわりのおか

先日、「ひまわりのおか」という絵本を買いました。
娘に読み聞かせてあげようかな、と思って先に目を通した所、
数ページ目で中断。最後まで読むのに時間がかかってしまいました。
この本は、地震による津波でわが子を亡くしたお母さんたちの手紙を元に作られました。
お母さんたちは、子供達が避難しようとした丘にひまわりを植えたのです。
台風が来ても負けることなく、丘の上のひまわりはたくましく育ちました。
夏、たくさんのひまわりが、子供達の笑顔のように咲きました。
そして、お母さんたちはひまわりの前でそっと約束したのです。
『「もう 泣かないからね」
  やくそくできない やくそくだけど。』(31ページより引用)

この本の売上の一部が、寄付に充てられるそうです
まだ見つかっていないお子さんが、一刻も早くご家族の元に帰れるように祈っています。

「ひまわりのおか」岩崎書店
文:ひまわりをうえた八人のお母さんと 葉方 丹
絵:松成真理子

〜hanai〜